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蓄膿症の手術が必要なとき

蓄膿症(慢性副鼻腔炎)の治療は、一定期間、抗生物質と鼻腔内洗浄を行って効果が上がらない場合、又は蓄膿症の症状が重く、最初から副鼻腔全体の炎症がひどい場合は手術することを考えます。

方法としては鼻茸(はなたけ)部分を切除する手術、内視鏡下副鼻腔手術(ESS)があります。

鼻茸は別名「鼻ポリープ」と呼ばれ、白い水泡のようなコブのことで、鼻の中の粘膜が突起して膨れ上がり、鼻呼吸を阻害してしまいます。

ひどくなると、鼻の穴から飛び出す、又は鼻が変形することさえあります。

まだ蓄膿症が初期の段階で軽症であれば、薬剤投与と通院によって、ネブライザー療法などで抑制することも出来ますが、通常は鼻茸を切除して、副鼻腔に空気の通り道を作ります。

ESSは、炎症を起こしている粘膜に空気が届くよう、副鼻腔と鼻腔を繋ぐ自然口を広げる蓄膿症手術で粘膜の自力再生を助ける方法です。

これは鼻の穴に内視鏡を通してモニターに映し、様々な角度から副鼻腔を観察し、切除手術を行います。

ですから必要最低限の箇所のみを切開でき、その為従来の手術よりも出血や痛みが少なくて済むのがメリットです。

最近は医療技術の進歩により、蓄膿症の手術時間は従来の半分になり、軽症ならば日帰りも可能になっています。

例えばESSなら片側30分、両側で1時間程度の手術になります。
蓄膿症の術後半日ほど安静にしていれば、後は通常の生活に戻ることができます。
ただし、蓄膿症の術後1~2週間は汚れが溜まりやすく、清掃治療に通院する必要があるでしょう。

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